経済と経営の相関性
今回は経済と経営を関連させてビジネスの話をしていきます。
目次
今後の日本
皆さんは今の日本、また今後の日本について考えたことはありますか?
今の日本はバブル崩壊後にデフレがずっと続いています。
また1995年から20年間GDP成長率は主要国最下位です。
そして今回のコロナの状況で更に下がると言われています。
この原因は全て政府の経済運営の誤りです!
インフレ・デフレ
皆さんはインフレ・デフレを説明できますか?
以外にも説明できない人が多いです。
今から、おばあちゃんでも分かるよう説明しますので覚えておいてください。
インフレ
欲しい!が多い(売れる時代)=インフレ
需要>供給 価格を上げても物が売れる
デフレ
買って!が多い(物が売れにくい)=デフレ
需要<供給 価格を下げないと物が売れない
インフレ・デフレ考えていると頭がこんがらがってきますよね!
そんな時はうまい棒を考えてください!
うまい棒は10円
インフレ物価高=15円
→お金の価値が下がっている→15円払わないと買えない
デフレ物価安=5円
→お金の価値が上がっている→5円払えば買える
インフレ・デフレの景気
インフレ・デフレには景気のいい悪いが関係してきます。
デフレ=景気が悪い
インフレ=景気が良い
ここまでは「誰でも分かるよ!」と思っていますか?
そう思った人は分かっていません!
では詳しく話していきます。
デフレとは
このような負のスパイラル=デフレスパイラルが起き景気が悪くなります。
ここまでは皆さん分かっていると思います。
デフレは景気が悪いという認識であっています。
しかしインフレは景気が良いと思っているのは大きな間違いです。
ではこのインフレについて話していきます。
皆が勘違いしているインフレの仕組み
皆さんETFとは何か知っていますか?
景気が悪くなると政府が金融政策によりETFを購入します。
そうすると下の図のような動きになります。
着火剤としてETFを購入するのです。
政府の経済運営の誤り
ここで問題が起きました。
もう一度上の図を見ながら見てください。
①株価が上がっても給料は上がらなかった
皆さん給料は上がってますか?日本人の給料は30年間上がっていません。
国家公務員だけです何年も連続で上がっているのは。
②消費税を意味不明なタイミングであげた
むしろ消費は落ちました。
海外からも批判されるほどです。
なぜ国はETFを買い続けるのか
株を買っても給料が上がらないなら、直接国民に配ればいい!と思いますよね。
今回の10万円給付や過去にも皆さんの口座に3万円入金されてことがありました。
それでも景気が変わらなかったのです。
なぜか=そのお金を使わず貯金するからです
明日が不安な人からすれば貯金してしまうのは当たり前ですね。
ちなみに日本のタンス預金の額は30兆~80兆円と言われています。
デフレ問題
この流れだとデフレが続いてしまいます。
デフレ=お金の価値が上げっていくこと
例えば今まで1杯500円のビールが1杯300円で買えるようになります。
あれ?デフレの方が安く買えて良くない?と思いますよね?
良いんです!お金持ちにとっては!
大問題があります!
世の中のお金は93%がデジタル、7%が現金と言われています。
では、デジタルのお金とは何でしょう?
これが投資のお金なのです!
住宅を購入するのも借金をして購入しますよね。
このような大きなお金が殆どなのです。
では住宅を購入する際に借金をしますよね。
この時物価が安く、お金の価値が高くなっています。これがどのように影響するかというと。
借金をしているので銀行に利息を払っています。
しかしお金の価値が上がっているので、同じ金額でうまい棒が2本買えるようになっています。→利息が高いと感じてきます。
その結果=「お金を早く返したい」、「借金したくない」と思います。
→大きい買い物をしなくなります。
そうすると貸し手が多い(金利が下がる)=デフレ
借りたい人(需要) < 銀行(供給)
この悪循環になります。
BADインフレ
インフレにもGoodインフレとBadインフレがあります。
Goodインフレは最初にも説明した通り
起業の株価が上がる→給料が上がる→購買数が増える→起業の株価が上がる
といった流れになります。
しかしBadインフレというものが存在し、ここが皆さんの知らないところです。
詳しく説明していきます。
Badインフレ=購入&投資以外で物価が上がること
例えば石油が枯渇するとどうなりますか?
日用品の値段が上がり、ガソリンが高くなるため流通にも影響が出ます。
これがBadインフレです。
=収入が上がっていないのに物価が上がっている状況
消費したいのに消費できない状況になってしまいます。
→デフレに直行!
しかしここにもまだ考えるべき点があるのです。
それが海外と国内の需要と供給です。
例えば海外でバッタがほうれん草を食い荒らしました!
物価が上がり需要が下がります。
ですが国内のほうれん草の需要が上がり潤います。
国内で補えるものはいい材料になります!
ですが石油が枯渇すると日本国内では生産できないのでデフレに直行します。
またバブルのように意味不明に物の価値が上がってしまうとバブルが弾けたあとデフレになってしまします。
長期保有を前提に考えた投資
このように世の中の流れを理解し、投資をしたいと思った時のポイントを説明していきます。
・景気が良い時に投資はするな!
・景気が悪い時に投資をするべき!
・人と逆を行く投資思考も重要!
この3つを覚えておいてください。
アメリカでの事例をお話しします。
ITバブルの崩壊や同時多発テロが起き、FRBが低金利政策を行い景気を活性化させようと施策しました。
→金利無料ならお金を借りて家を買おうとする不動産が増え=不動産業界で急速なインフレが起こりました。
ですが家を買えるのはお金持ちしか買えません。
ここでサブプライムローンが出てきます!
サブプライムローン=貸してはいけないやつへ高金利で貸すこと。
もし仮に家を買った人がお金を返せなくても家を担保にすれば、家の価値は上がっているのでリスクは少ないです。
ですが銀行はさらにリスクをなくすため、この債権をパック化してファンドに売ります。
→このパックがどんどん売れることで更に一般人が家を買い価格が上がっていきます。
そうすると段々と高すぎて買えなくなり家が売れなくなります。
→不動産市場の過剰なインフレです!
そして不安が募り住宅価格が下がり世界的株安に!
債権や株式もパッケージ化していたので一緒に下落しました。
このように経済がどのように動いていくのかを理解することが経営に直結していきます。
私が何度も言っていますが今後年金なんて生きていける額はもらえません。
そのために今から自己投資をしていきましょう。
そして経済を知っていきましょう!!!