BMCメイキング~新規事業の考え方~
これを見てくださっている皆さんは自分で起業したい!新しく事業を始めたい!という人が多いと思います。
そんな方に向けてどのように考えて事業を計画すればいいかお話ししていきます。
目次
BMC
BMC=ビジネス モデル キャンパスの略です。
このBMCをすぐ理解できるように今回はやっていきます。
イノベーションは大企業よりもベンチャー企業から生まれやすいです。
ベンチャー企業が大企業に唯一勝っているものは何だと思いますか?
それは「スピード」と「枠にとらわれない」です。
大企業では1つの事業を進めるのに色々と手間がかかりますが、ベンチャー企業はすぐに行動に移せます!
また枠にとらわれず行動できます。
例えば
コンビニエンスストアを活用したサービス開発を考えた時
普通の人はセブン、ファミマ、ローソンと想像しますよね!
では伊藤忠商事が同じことを考えたらどうなりますか?
選択肢はファミマ1択なのです。
自分の子会社がファミマなので他社は使わないですよね!
大企業にはこういた縛りがあるので、ベンチャー企業の方が可能性が広いのです。
ビジネスモデルの作成
よく企業をするときに、この場所にこんなお店があったら儲かるや、こんなサービスがあったら儲かりそうと考えて始める人がいますが絶対にうまくいきません。
世の中は需要と供給でできています。
私たちがどんなに良いと思ったもの(供給)でも価値はありません。
需要(お客様)があるものに初めて価値があるのです。
この図の通りに事業を考えてください。
皆さんは左側の企業活動から行っていませんか?
誰とやろうか、いくらでやろうか、どのように運営していこうか
こんなものは最後です!
まずやらなけらばいけないのは顧客はだれなのか決めることです。
顧客のセグメント
例えば日本酒を売りたいと思った時にターゲット層は?という人がいますが、なんでターゲットなんて決めないといけないのですか?
日本酒を買ってくれるなら誰だっていいじゃないですか?
ターゲットを決めるのは全く無意味です!
自分の思い込みではなく→お客様のニーズをお店にしましょう
世の中の「不」に対してビジネスを作る
では満員電車を解決するための事業を提案しようとしたとき、まずは顧客を決めていきます。
満員電車が嫌いな人?違うんです。
皆さんに質問です
満員電車で30分通勤or空バスで1.5時間通勤
どちらを選びますか?
ほとんどの人が満員電車を選びます。
ということは満員電車が解決のジョブではないのです。
満員電車が嫌な理由
・時間が非生産的
・パソコンを開いて仕事ができない
・朝食が取れないぐらい時間がない
・寝れない
などです
人が本当に求めているジョブは?
満員電車に乗らないで通勤
朝の時間を非生産時間に変えたい
ここでさっきの表であった
①通勤時間を非生産的だと感じている人
②移動の快適さ、生産性、朝食管理、睡眠時間
③企業への福利厚生、一般広告
④ヘルスコンディション管理
などすべての項目を埋めていけます。
ビジネスは世の中の「不」から作り、その「不」の本質を理解することが大切です!